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魍魎の匣 スタンダード・エディション

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魍魎の匣 スタンダード・エディション
価格:¥ 3,063(税込)
【私達の評価】
4.0点(5点満点)
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陰日向に咲く 通常版
【私達のコメント】
01. 〜あらすじ〜
少女バラバラ連続殺人事件が起きている最中、引退した女優の
娘が姿を消して榎木津が居所に向かう。関口と敦子はバラバラ
に関連があるとされる匣館に乗り込む。バラバラには無関心も
女優に関心がある木場は匣型ビルを捜索する。皆がバラバラに
動きつつも「京極道」中善寺の周りに集い、事件の憑き物落し
が始まる。
〜あらすじ おわり〜

あらすじは原作と大筋で同じで、細部で構成・順序が違います。
なお、原作者の京極夏彦氏は「原作の『魍魎の匣』とはまったく
違う、新しい『魍魎の匣』です」と述べています。

原作から期待が高まる人は前作「姑獲鳥の夏」に比べ内容で少し
落ち込み、衣装で少しホッとするかと。特に京極道(笑

さて田中麗奈扮する敦子は、跳ねて走り回って、張り倒されて、
蹴られて、ラリッてと所狭しと動き回っています。現れる度に
場を和ませ笑いを起こすことに感動しますね。怖い題材を扱う
サスペンスを娯楽映画たらしめているのは彼女のおかげでしょう。

また堤真一、阿部寛の大立ち回りや黒木瞳の語り、田中麗奈の
読み等各キャストの見せ場も揃っています。最後に出てくる
篠原涼子の立ち振舞いと肌も良いですね!


02. まず、中国ロケによる戦後間もない日本の風景の再現は、素晴らしかったです。当時の住民の息吹を感じられる見事なセット。マッドサイエンティスト、美馬坂幸四郎(柄本明)の実験室である巨大な発電所跡のような建物も、いかにも国籍不明なテイストがよかった。

全般に言葉で説明するよりもヴィジュアル優先の印象を受けました。
また、話自体が主要メンバーそれぞれが別のネタを追っていて、それが後に1つの事件に集約していくという構成なので、それを生かして「榎木津と陽子」「関口と敦子と鳥口」「青木刑事と木場刑事」「京極堂と魍魎」と4つのパートに分け、更に時間軸を微妙にずらして見せる事でお互いの関係が交錯していく様子を上手く見せて行きます。

メインである京極堂をなかなか登場させず、ようやく本格的に顔を現したかと思えば急速に並行した出来事を結びつけてゆき、中盤以降は猛スピードで物語が進みます。このあたりは、鮮やかでした。
クライマックスは、一種の冒険活劇のようで、怪しさは薄いですが映画的な面白さがありましたし、カタルシスもあった。そして、戦争へのヒューマンなこだわりも感じられました。

柄本明のマッド・サイエンティストぶりは素晴らしかったし、クドカン演じるトラウマを抱えた青年の怪しさもよかった。堤真一、阿部寛、椎名桔平という三様のイイ男の揃い踏みをみるだけでも価値があるというのは、映画を一緒に観た妻の感想でした。(笑) オジサン的には、寺島咲、谷村美月の美少女二人の登場場面がもうちょっと在ったらよかったかなと思うのですがね。

03. ひとことで言って、前半と後半で印象ががらっと一変する映画です。前半部はかなり好調。同時期劇場公開の「ラスト、コーション」の壮観さと比べるとツライですが、上海ロケにて1952年の東京を再現した町並みとセピアカラーの色彩に、登場人物たちが一定のリズムを持って佇むムードが堪らない。時系列を前後させながら、主要キャラクターたちを登場させ、複雑な人間関係を極めてミステリアスな導入として纏めてみせる。観る者の興味をぐっと惹きつけながら、濃厚な香りを画面から発散させていてクラクラします。京極夏彦の傑作の誉れ高い原作は未読ですが、そのストーリー展開よりも、スタイリッシュな映像感覚に目がいきます。観ていて、ちょっとポランスキーの「チャイナタウン」を想起させたくらいですからなかなかのものです。それだけに、そのオカルトチックなミステリーの謎解きが、こけおどしなアドベンチャーに収斂されてしまう後半部はいかにも退屈、他のレビュアー氏の指摘通り、作り手の思惑と乖離して、笑えないホラー・コメディのパロディ劇を観ているようです。
俳優陣では、話題になった堤、阿部、椎名の43歳トリオはリラックス・ムードでそれぞれの役柄を演じていて楽しそうだし、クドカンも耽美的ですが、ドラマの肝になる黒木瞳が、まるでTVの2時間ドラマのヒロインの如きで、エレガンスもカリスマも感じさせないのがガッカリ。むしろ、田中麗奈のボーイッシュな魅力が印象的です。

04. コメディタッチの会話と個性的なキャラクター描写、セレブな容疑者たちへの社会風刺の効いた味付け。シリアスな本編映画が別にある上での、「コメディタッチのパロディ作品」としてなら、秀作だと思う。しかし、原作は「ホラータッチのミステリー小説」、いくら映画と原作は別物とはいえ、大々的に「京極夏彦の最高傑作の映画化」として、原作ファンを集客の中心に据えた以上、これで「本編」というのはどうだろう。映画館では自然な笑いが溢れていたが、怖さや緊張感は感じられなかった。
映像面も、ちょっとしたシーンのカメラワークにこだわりを見せたかと思えば、全体的な映画の雰囲気には統一感がないなど、各自で好きな部分だけ撮って繋げたような印象を受けた。
私は後から原作を読んだ口だが、読み終わった第一声は「やっぱりホラーミステリーだったんだ」だった。


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