紅 1

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	紅 1
	価格：￥ 3,797（税込）
	【私達の評価】 4.0点（5点満点）
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【私達のコメント】
01. タイトル通り、原作をご存知の方は、別物として楽しむのがストレス溜らないと思います。 私は、原作者の片山憲太郎先生の作品が好きなのでお布施で買います。もちろん、イラスト描いてらっしゃる山本ヤマト先生の画も大好きです。(紅、終演とありましたが先生、またいつか書いてください) キャラ設定も、五月雨陣営は全体的に弱体化、九鳳院近衛隊陣営は雑魚でさえ強化されていて最強キャラの紅香すら……。 話は、一般的にまとまって見やすいし分かりやすいと思いますが。山本ヤマト先生大好きな私としては先生の原画とはキャラが別物ですので、似てない物真似芸人見てると我慢です!(我慢されてる方も、おられると思います) アニメから、入られた方は是非これを期に原作もチェックして頂けるともっと創り込まれた『紅』に出会える筈です!漫画版も、山本先生が描いてらっしゃるのでまた楽しめると思います。 アニメ 紅 としては、上に書いた通り、話はまとまっていて見やすいと言う部分はとても良いので、初めて見られる方には入りやすい作品ではないかと思います。 02. 久々に心の底からおもしろいと思えるアニメに出会えました。 非常に丁寧な作りで、声優のみなさんの演技も素晴らしく、毎回楽しみで仕方ありません。 １クールなのが非常に残念ですね。 03. 　ぐっ、ぐぼはぁっ！！む、紫ちゃんのあまりのかわゆさに思わず吐血をぉぉぉ。ぷにぷにっとした質感に某星間帝国の皇女口調。あまりにかわゆい。ツボすぎる。「かみちゅ」で見せたブレインズベースの悶えアニメブランドここにあり！！！ 　このアニメの第一のウリは松尾衡監督お得意のプレスコがはまりにはまってるとこだね。「レッドガーデン」ではゴンゾが悪いのか、何が悪いのか。意図したのかそうでないのか知らないけど、崩れてる画と、のっぺりした背景のせいでいまいちその魅力が良く分からなかった。だけど、この作品では崩れないリアル系のキャラに普通の背景をつけて芝居をさせてるからプレスコのよさが良く分かる。一言で言うと舞台みたいな芝居がアニメの中で出来るってことだね。セリフがオーバーラップしたり、自然なテンポでのリアクションがうまく表現されてる。抜き撮りを使ってムリクリ画にあわせるやり方では出来ない、臨場感のある芝居がいい。それに加えていいのがキャストイメージに縛られないキャスティング。少女から少年にかけてイノセントな雰囲気の沢城みゆきさんに青臭い高校生役、ロリ役が得意な石毛佐和さんや真田アサミさんに切れる女主人や恋愛リアリストの大学生。ほとんどがこれまでのキャリアには珍しい役をやってるんだよね。これがこの作品の新しさというか、アニメっぽくなさを出してる。そこにプレスコを使った自由な会話劇が加わるとなんだかドラマみたいなリアリティーがあって、くだらない内容をだべるだけのセリフでもなんだかこぎみいい。五月雨荘のどこかに実際ありそうなささやかな暖かさを演出するのにこれ以上の手法はないでしょう。この雰囲気と九鳳院家の整然とした冷ややかさとの対比は際立っていて、世界観造りにも一役買ってるんだから、う〜んさすが！！ 　この作品間違いなく今期最大級の名作だ、買いだね。 04. 良いですね。絵も作品に合ってるし丁寧だし…ちょっと暗いけれど良いです。大人向けですかね。会話のセンスがよいですね。 05. このアニメを好けるかどうかは、このアニメで描かれている7歳の少女「九鳳院紫」を受け入れられるかどうかにかかっていると思います。 紫は本当にかわいいです。素直で可愛いだけでなく何気ないしぐさや言動が等身大の賢い7歳児という感じです。身長とかは小さいですけど。 しかし、原作にそういうテイストがあるかというと、そこは違う。原作の紫も7歳のお嬢様のヒロインである点は共通していますが。 よくキャラクターデザインが違うと言われますが、単に違うだけでなく、アニメで表現したいことが確固としてあって、そのためにキャラクターデザインから何からリファインされているというのが本当のところでしょう。このDVDで言えば、2話の銭湯の場面が象徴的です。 プレスコという制作手法に支えられた声優陣の演技や絵のレベルはすばらしく、人に勧めたいアニメですが、原作が好きで原作のテイストの再現をアニメにも求める人には向いていないアニメでもあります。原作とは別物と割り切ってください。

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