01.
色々言う人はいるけれど 原作を満足いく映画にしようとしたら何時間映画になるの?て感じなので これはこれで良いと思います。真田さんの悪役も堂々としていて良かったです。しかし 何と言っても 萬斎さんでしょう。私は すっかり萬斎ファンになってしまいました。陰陽師の衣装がとても似合っていました。ストーリーは いつの時代も男と女のいざこざは あるなーて感じの内容で とても悲しいお話です。
02.
その期待をちょっと裏切る内容でした。『もう少し雅で自然な平安の雰囲気を出してほしかった。』というのが正直な感想です。晴明の庭の草花の不自然なこと!道尊の使い魔のちゃっちいこと!!もう少し小道具にも気を使ってほしかったですね。ストーリーもなんとか2時間に収めようと頑張った結果だとは思いますが、晴明と博雅が初対面からあんな短い間に親しくなるのはどう考えてもおかしいですよね。しかも、博雅の方が官位も上なのに…。笑 原作の実写と思うとガッカリするのが当然だとは思いますが、こういうものだと思うと話的には楽しめると思います。
03.
この映画を観てあわてて原作とコミックも全て読みましたが、映画の方がはるかに面白いです。それというのも、野村萬斎氏(彼をまったく知らなかった私は噺家さん?と思っていました・・笑)演じる清明と伊藤英明氏演じる博雅の人間関係が実によく出ていて、見終わった後も、どこかで彼らは炙った魚でもつまみに一杯やっていそうな気さえするからです。SFXの物足りなさで4つ星にしましたが、悪役の真田広之氏もとっても憎たらしくてさすが!おまけ映像で撮影の合間に共演者と戯れる萬斎氏もギャップがありすぎてグーです。
04.
陰陽師2を見てみたいなぁ~
05.
うわさにたがわぬ「一大豪華やおいスペクタクル映画」でした。小説や漫画の『陰陽師』のように史実から綿密に作り上げられたものを楽しむというより、それらをもとにやおいな期待を抱くヲタクにいかに応えるか? を課題として撮ったとしか思えないくらいに盛りだくさん。 ファーストシーンからやおい臭芬々たる幕開けで、どうなってしまうのかと思いきや、どんどん度が激しくなり… 果ては掻き抱いたり羽交い絞めにしたりそんな女がオレよりいいのかと詰め寄ってみたり。なんなんだアンタたち! 女優は役柄からして添え物だし。 いやはや『帝都物語』以来の国産バカ映画(褒め言葉です)でございました。まさかこの監督がここまで吹っ切れたというか、ぶっ飛んだものを作るとは。
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