01.
映画的な良さはほとんど感じなかったけど、ストーリー設定は涙腺を緩ませる要素豊富。
老人、子供、動物(猿)と、お涙頂戴を誘う登場者達。
ウルっとくると同時に、中国のいわゆる悪いところも多く目に付いた作品。
私的には義理人情映画と捉えたけど、中国人のいい加減さ(冤罪で逮捕とか)や、人身売買や、過剰というか大袈裟なところとか(クーワーの演技も)、イメージ通り変わることなく、どうしても好きになれない人種だなと。マナーも相当悪い……っていうかマナーもないらしいし。
變臉王の芸はたしかにすごかった。
リャンさんがいい味だしてた。
それでも、いちばん名演だったのは猿かもね。あの表情は人間以上。
泣けはしなかったけど、話としては良い話だったね。
02.
男女差別、人身売買という深刻なテーマが底流にある中、物語は一人の大道芸人をめぐって展開する。何度も谷底に突き落とされるような試練、試練、試練の連続。しかし、その最後の窮地を救ったのは他でもない一人の「少女」だった。思い詰めた二人の演技に涙します。
03.
人買いに売られ肉親の愛に飢えた少女が老人に気に入られようと必死になる姿がいじらしくて切なくて、涙無くては見れません。女の子とバレても何とか老人と一緒にいたいと懇願する姿、演技とは思えないほど真に迫ってます。
少女の運命が悲しくて、悲しくて、心が激しく揺さぶられ溢れる涙で字幕も読めなくなり心臓が痛くなるような気持ちでした。
感動したい人、泣きたい人、澄んだ心を持ちたい人、みなさん見てください。
04.
ものがたりは一子相伝の技である変面(手をかざすだけでお面が変わる)の芸を 披露する老人が、自分の後継者を求めて人売りに子供を求めるところから始まる。 老芸人が買ったのはかわいらしい男の子。 老芸人はグーワーと名付けて溺愛し、大道芸を仕込もうとするが、 ふとした事でその子が「女の子」である事に気づく。 当時の中国は男尊女卑もまっただ中、ましてや変面の技は男にしか教えられない。 老芸人はすっかりふてくされ、少女グーワーをないがしろにする。 グーワーは老師に愛されたいと願う一心なのだが、やがて老芸人にとんでもない災難をもたらしてしまう――。とにかく子役が良い。何度も売りに出され、虐待を受けた少女の、 愛されたいと願う心、無私に相手を愛したいと思う心の叫びが 彼女の体から懸命に吹き出てくる。 老芸人役にはNHKドラマ「大地の子」で主人公の育ての親を演じた朱旭。 これも屈折し人生を諦観した、それでいて、どこかで誰かを愛したいと 救いを求める人間の叫びが演技の随所に浮かび上がる。 老人と少女、もつれあう二人の心から生まれるのは愛情以外にありえない。 ラスト、少女の透き通るような、それでいて激しい炎のような強い意志に、 この映画を見た人は、さわやかに、すがすがしい涙を流すことだろう。 というわけでDVD化してくれないですかね。マジで。
05.
見れません!!!!! 1回見て忘れられない映画だったので購入し また見て泣いて…の、繰り返し。 泣きたい方、是非見てください。
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