01.
あ〜〜ん、DVDで見たいよぉ。。
なんといっても、毎回のゲストの豪華さ!!「いいひと」のカメオ出演!
やっぱり、あの!シーンと問題がネックなのかなぁ。
02.
『トリック』『ケイゾク』『スカイハイ』『池袋ウエストゲートパーク』や一連の宮藤官九郎作品...。私はサブカルファン受けするドラマをサブカルドラマと言っている。この『ギフト』はサブカルドラマの走りだ。トレンディな恋愛ドラマが主流の放映当時は低視聴率らしいが、『トリック』『ケイゾク』『スカイハイ』『池袋ウエストゲートパーク』や一連の宮藤官九郎作品が受けている今だったら話題になるだろう。
木村拓哉は、今は顔を見ただけでちょっと喋っているのを聞いただけで鼻に付いてイライラするんだが、この頃は本当に格好良い。今は鼻に付くタメ口も、この頃は逆にリアリティが有る様に感じられる。今はヒットすれば何でもいいという感じだが、この頃はノリにノっているのが伝わってくる。パッケージの写真は見惚れてしまう位美しい。素肌にシャツを羽織りトランクスを穿いただけでも格好良い。私が男性なら、ファッションを真似していただろう。
室井滋・小林聡美が腹黒く胡散臭いおばさんぶり、篠原涼子のコメディ演技、今井雅之・梶原善のオチ、倍償美津子の阿婆擦れな女刑事、忌野清志郎の笑える怪しい引き籠もりの犯罪マニア...全てが良い。
第1話は、父親から援助交際している娘へ届ける話。よくありがちな感動系の終わり方でなくて良かった。
第2話は、金銅仏をおばあちゃんへ届ける話。
第3話は、殺し屋へ妻・娘の写真と書類を届ける話。岸部一徳が渋くて良い。子役時代の鈴木杏が出演している。
飯田譲治の脚本は、一筋縄ではいかない意外性が有る展開のストーリーで面白い。
ブライアン・フェリーの『トーキョー・ジョー』は、曲はレベルが高いし、タイトルバックは何度もリピートする位癖になってハマった。
木村拓哉の隠れ名作にして最高傑作!と自信を持って断言する。ファンは絶対必見。ファンじゃない人も彼に対するイメージが変わるかもしれない。再放送は難しいかもしれないが、DVD化して色んな人に見て欲しい。
03.
「NIGHT HEAD」で「一旗あげた」後の飯田譲治が作った、 コメディでミステリーでちょっと泣けて、と盛り沢山のこの作品。「あるシーン」が問題になって、今後おそらくTVでの再放送は 望めないが、作品としてはすばらしい。 グッチのスーツで髪の毛をひっつめにして、東京の街を マウンテンバイクで疾走する木村拓哉のカッコいいこと! この後、一部で「木村拓哉御用達脚本家」などと言われる事になった 井上由美子(「Good Luck!」「忠臣蔵1/47」)が この「ギフト」で数話、脚本を担当しているのは押さえておきたい。 (でも、井上脚本の回は、実はあんまり面白くない) さらに、レギュラーで脇を固めるのは篠原涼子、室井滋、 今井雅之、小林聡美、倍賞美津子。 各ストーリーのゲストキャラの豪華さも、見逃せない。 今見たい、ともかく見たい、そして見てない人には見て欲しい!
04.
世の中の人は木村拓也の恋愛ドラマがよっぽど好きなようだが、俺はこのドラマのほうがよっぽどおもしろい。脚本や音楽もそうだが、なによりキャストがすべて適役と言っていい。数ある木村拓也のドラマの中でも一番木村拓也のよさがでてると思う。個人的には真木蔵人も好きなので二人のからみもよかったです。
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