01.
観客との距離感が絶妙です。 「ファーストワルツ」ほどの緊張感はないけど、 「VILLAGE」のような一体感もない。 彼との距離が短くなったり長くなったりして目が離せない。 「Everybody say ~ !」 とフレーズをリピートするように 声を投げかけるのだけど、なかなか会場からフレーズは聞こえない。なんのこともないように、クールにギターをかきむしる。 曲のアレンジが他のライブにはない曲がいくつかあります。 出来たてほやほやだった「ラブリー」は必聴。 「昨日と今日」のアレンジは小沢くんのウイスパーが効いている! 「カウボーイ疾走」や「天気読み」もアルバムとは微妙に違い、 好きな人にはたまらないと思う。 TシャツにGパン(多分・・)で、細い腕をがっがっと動かす姿は もう10年も経つというのに、色褪せない。 何度みてもドキドキしてしまうお気に入りのビデオです。
02.
「犬」からの曲を中心としたライブ。まだはじけきらない少し恥ずかしそうな小沢君のアンニュイ(?)な表情が魅力的。一生懸命ギターを弾く彼、言葉を一つ一つ大切に歌う彼に音楽に対する誠実さをうかがわせる。今見ると、方向性がはっきりと見えていなくてその中で模索し、前に進もうとしている青年の姿なのだろうなと思えるし、そんな姿にある種感動すら覚える。青年期から大人に向かおうと頼りなげななのに思いっきり突っ張っていて、この後の饒舌な彼の姿は一体どこにあったのかと思わせる程言葉少なにギターをかき鳴らす。恥ずかしげにファンに言う「ありがとう」って一言。きっとものすごく嬉しかったんだろうな。ちょっとひたってしまった・・・。 特に必見(必聴)は「今夜はブギ-バック」。この二組の夢のコラボはもう二度と見られないんじゃないかって思う。すっごくかっこよくて、エロくって、とにかく素敵。アルバムには入ってない歌詞がプラスされていて、これは「ラブリー」のカップリング収録されてるんだけどね。「ラブリー」や「東京恋愛専科」も歌っているんだけど、「LIFE」の頃とはノリが違う(あまりはじけてない)、音楽って皆に育てられて強くなるって本当なんだね、小沢君。
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