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Viva la Vida

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Viva la Vida
価格:¥ 1,555(税込)
【私達の評価】
4.5点(5点満点)
【私達はこんな商品も買っている】
Weezer (Red Album)
【私達のコメント】
01.  からっとした、ある種ノー天気な位のアメリカン・ロックが好みの自分にとっては、UKロックって、ちょっと苦手なんだよね。独特のウェット感というか、質感がモヤモヤとした感じがして・・・。なもんで、このColdplayもちょっと毛嫌いしてたけど、いやぁ、自分の喰わず嫌いを反省しました。
 いや、中身はもろに情感豊かな、UKロックの佇まいなんだけど、ここまでスケールが大きな音楽を奏でてくれると、ジャンル分けなんて無意味で、音楽好きとしてはただただ脱帽だね。

 ブライアン・イーノの力なのか、ボーカルもギターの音色も、あのU2を彷彿とさせる瞬間が多々あるものの、単なるフォロワーの枠に収まらない、各曲ごとのクオリティの高さと、かつアルバムトータルで聞かせる力量、やはり半端な実力ではないね。特に緩急のつけ方が絶妙なんだね。
 ただ、「ギターが常に一番うるさい」音作りをしたとのことだけど、僕の耳にはそれほどでもないと感じた。サマソニのヘッドライナーとのことだが、野外ライブで映えそうな感じはしないんだけど、ライブは別なのかな。そのへんちょっと興味深い。


02. Coldplayの前三作は個人的には確かにいいけど、
そこまでしっくりこなかったというのが本音。
たしかに、Fix Youなどの誰もが奨める曲は琴線に触れたが、
アルバム全体を通して聴くのは若干疲れてしまうこともしばしば。

しかし、今作『Viva La Vida』は前作までのcoldplayらしい曲(Violet Hillなど)もありつつ、
どこかラテン的なエッセンスを感じさせる曲(M2など)、電子音が際立つ曲(M1など)
が目立ち、それらがアルバムを通しても飽きさせないメリハリを生み出している気がする。
リズム隊が以前よりも目立つ印象があり、それも曲が一つ上のレベルに抜けた印象を受ける
要因の一つだと思われる。

coldplayが新しく生み出した賛美歌は繊細さと力強さを兼ね揃えた傑作となったと思う。


以前からColdplayのファンという方はもちろん、自分のように「coldplayやUK Rcokは
いまひとつしっくりこないな」という人はぜひ試聴だけでもしてみてください。


03. 前作X&Yのレビューで、次回作はダニエルラノアとブライアンイーノ
で作ればいいのにとコメントしてました。
そうしたら、今作はなんと、ブライアンイーノとなっているじゃないですか。
残念ながら、ダニエルは参加してませんでしたが。
そんなこともあり、どんなサウンドになるか楽しにしており
ヨシュアトゥリーと匹敵するアルバムを生み出せるのかかなり期待しました。

聞いた感想は残念ながらイーノを使い切っていないと申しましょうか、
U2でいえば焔にあたる実験的なサウンドになってます。
中近東、インド風音楽が入り音楽性の幅が今回出てきており、
正当な進化といえます。

バンドの音楽性の変化で大きく作用するのが自己音楽ルーツの探求であり
ビートルズはインド、レッドゼッペリンはブルース、トラッド
U2はアメリカポピュラー音楽、特にブルース(黒人音楽)となっています。
大事なのは、そのルーツをどう取得するかにかかっていると思います。
精神的に取得するか、音楽の飾りとしての取得かで方向性が変わってくると
思います。

このアルバム聞くとまだ、ルーツを精神的に取得していないと思われ
アルバムのために音楽性を広げているとしか感じられない。
U2の「ヨシュアトゥリー」ではメンバーが(特にボノ、エッジ)ルーツを
探求しアメリカへの憧れ、怒り、希望などを思いながら、アメリカ黒人音楽を
精神的に取得し、あのスケールの大きいアルバムが完成されました。
ブライアンイーノもダニエルラノワもU2をバックアップし歴史に残る名盤を残しました。

自分は次回作に期待したいと思います。
次回作までにバンドの精神的音楽ルーツを取得し、またブライアンイーノと
組み(出来ればダニエルラノワも入れて)歴史的名盤を作ってもらいたいです。





04. このアルバムの「音」の素晴らしさについては、これから他の多くの人達が語ることになると思うので、あえて歌詞について語ろうと思う。ただ、バンドの持っていた「生まれ変わろう」という強い意志とブライアン・イーノとの出会いがこれ以上ない幸せなタイミングで実を結んだことが、このアルバム全体を煌めきに満ちた作品集に導いたのであろうことは指摘しておく。

まず、タイトル曲である"Viva La Vida"。はじめこの曲を聴いた時に、「クリス・マーティンみたいにどっからどう見ても成功した人間、所謂『勝ち組』の人間に、こうも高らかに『人生は素晴らしい!』と宣言されても…。」みたいに思ったのが正直な感想(しかし、楽曲の持つ異常なまでの力強さ、高揚感には一発で気持ちを持っていかれた。コード進行や楽曲の構造がNew Orderの "Bizarre Love Triangle" そっくりだな、とも感じたが)。

しかし、歌詞が実は「かつて『王』だった男がすべてを失って、しかしそのことによって逆に人間性を回復した後の視点から、自分が『王』だった時のことを省みる」内容だったことを知って、この曲の持つ深みに気付いた。一言で言えば「重層的」。「素晴らしき人生(という訳が正しいと思うのだが…)」というアルバムタイトル自体に込められているのも、「アンビバレンスを踏まえた上での肯定」なのだと思う。

先行シングルである "Violet Hill" 。イントロのアンビエントっぽいセクションが「いかにもイーノ」っぽいのと同時に、同じくイーノの手掛けたU2の "Ultraviolet" (『アクトン・ベイビー』に収録)のイントロに酷似しているのにニヤッとさせられた。で、はじめは「(政府や国家や教会といった、本来なら自分を庇護してくれるはずの大きな存在に対して)愛しているなら、そう教えてくれ!」と、反語的な物言いでの異議申し立て、つまり自分がこれまでに受けた非道い仕打ちに対して怒りの声を上げるプロテストソングなのだと思っていた。

でも曲の最後の静かな部分、「愛する人をバイオレットヒルへ連れて行った、雪の上に座って、彼女はずっと黙っていて、そして言った、『愛しているのなら教えてちょうだい』と。」という部分。ここの意味が何度か聴くうちにやっと分かって、頭をガツンとやられた気分になった。つまり「自分を守ってくれようとしない大きな存在との闘いや、過ぎた出来事にとらわれて怒りに心を支配される」ことで、自分が本当に向き合うべきすぐ側の誰かの気持ちが見えなくなってしまうこと、過去やネガティブな感情にとらわれることで簡単に人は「いま、ここ」にある「わたしとあなた」の間の大切な感情的つながりを見失ってしまうのだ、ということへの気付きを促す曲なんだと。本当に闘うべき対象は、自分の心が知らず知らずのうちに持つそういった傾向や「クセ」なんだ、と。

すごい。クリス・マーティンは一体いつの間に、こんなにすごい歌を書ける作家になったんだ、と。この曲一曲で、自分の中で彼はボノやトム・ヨークを超えてしまった。それと同時に、「(ネガティブさえ飲み込んで、それと向き合って折り合いをつけようとする)真のポジティブの凄み」みたいなものもそこに見て取ることが出来て。ちょっと買い被りすぎ?でも、このアルバムの持つ音と言葉のパワーにはそう感じさせてしまうものが確かにある。『ハウ・トゥ・ディスマントル…』もすごかった。『イン・レインボウズ』もすごかった。でも、もしかするとこのアルバムの方がすごいかも知れない。とにかくこれまでコールドプレイに対して「優等生バンド」「宗教がかったバラードロック」という先入観を持っていた人(私のことです…)にこそ聴いてもらいたい。このアルバムとの出会いには人生を変えるくらいの力がある、と私は思う。

05.
力強く、優しく、ほんのり切ない!前作、前前作もそうだったけれどもこのバンドの曲を聴くと、恋人とさよならした後や、祭りのあとの静けさや、夏休みの終りのようなゼツミョーな切なさを感じる事が出来てそんな所が私は好きです。

今日から当分聴きこむ事になると思いますが、また一枚素敵なアルバムを作ってくれて私は嬉しいです。




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