As a Man Thinketh

約100年前に書かれた自己啓発本の元祖といえる本書。言い回しは昔の英語で堅苦しいが、格調高い名文である。

本書を開くたびに何らかの心に響く著者のメッセージが感じられる。

僅か60ページしかない本書であるが、その持つ言葉の威力と存在感は他の本を圧倒するような感じを受ける。

04. 自己啓発(セルフヘルプ)本というジャンル自体は、カーネギーの「How to ～」ものによって始まりますが、そのカーネギーに大きな影響を与えたという意味で、この本は事実上の自己啓発本の元祖であるといえます。

「念じればかなう」的な考え方が全編にわたって展開されていて、落ち込んだ時などに読むと力が湧いてくる本です。ただ古い本だという事もあり、カーネギーの本に比べるとやっぱりちょっと英語が読みづらいかもしれません。そもそもタイトルのThinkethっていうのは、Thinksの古語ですしね。

それから宗教色がやや強いのも日本人には受け入れづらいかもしれないです。
薄っぺらい成功法則を説いてないところは良いんですけどね。

05. You are what you think. You are literally the sum of your thoughts. Action only comes once the seeds of thought have been planted and sowed. James Allen leads listeners to self-improvement through his inspiring and simple message: you are what you think. I also highly recommend "Open Your Mind, Open Your Life: A Little Book of Eastern Wisdom" by Taro Gold - which is written in much the same spirit as James Allen's work. Excellent!