01.
栗原はるみさんの本は何冊か持っていますが、この本は気合が入りすぎた割には今一感が・・・。英語でレシピが書いてあるので、海外に住む友人のプレゼントに。と、思ったのですが、よく読んでみると海外では手に入らない食材がチラホラ。代用食材が記載されていると、本当にすばらしい本なのですが、これでは他の日本料理の本とあまり変わらない感じです。(Yoshokuというタイトルでイギリス人の人が書いた本のほうが、まだ使えるかも。)残念。
02.
う〜ん。わざわざネガティブな投稿をするのは気が引けるのですが・・・。この本は実用的とは言い難いと思います。
(もっとも、外国人の友人からレシピを頼まれれたり、日本料理について説明をする必要が頻繁にある私には、ある程度役に立ちそうです。)この本を見ながら、料理に挑戦する外国人がどれだけいるでしょうか?少なくともアメリカには余りいそうにないと思います。
調味料や材料の名前から現物を、日本(アジア系)食品スーパーで探し出すだけでも一苦労です。
調味料等の写真が少なくとも欲しいところです。
カリフォルニアロールを写真を見ながら作ってみましたが、上手く巻けませんでした。第一、栗原さんの写真のも上手く巻けていません。
(後日、友人に教えて貰って作ったら完璧なものができました。)
本を眺めてスローフードの優雅な雰囲気を楽しみたい方には良いと思います。(栗原ファンの方、辛口で御免なさい。)
03.
わたしは中学校で英語教師をしている、料理本コレクターです。先日日本人と結婚したALTに英語版をあげました。彼女はいままでご主人のためにと、一生懸命日本料理を作っていたのですが、なかなかうまくいかなかったそうです。この本で作ったら、ご主人が日本の料理そのものの味付けなのでびっくりしていたようです。栗原さんの料理本は、作り方がシンプルでかつ、おいしい!これは、わたしの結婚祝いの定番にしたいと思いました。
04.
この栗原はるみさんの料理本「はるみの日本料理(英文)」が 世界67か国、5000冊以上の応募作品の中から 2004年の大賞に選ばれたそうです。 去る2005年2月11日に スウェーデンで授賞式が行われたとのこと。自分はいいと思ってずっと注目させていただいておりました。 それが思いがけない形で世界の舞台で日の目を見たなんて、 我がことのように嬉しいです。 ご自身が他の著書で告白されていることなのですが、 栗原さんは独身の頃から長く 料理の研究をしてこられたというわけでは決してないのです。 結婚されたばかりのときは、 ポテトサラダ・豚のしょうがやき・ごはん・みそ汁くらいの レパートリーしかご存知なかったそうで、 料理好きの旦那さんに触発されて研究していくうちに こうしてとうとう世界一にまでなられたのです。 こうしてみると自分がまだ一度も手をつけたことのないことでも、 また、炊事・料理といったごくごく身近なことでも、 栗原さんのように心を込めて丁寧に勉強していけば、 その道を極められるし、世の人々にきちんと 評価していただけるかもしれない。お役に立てるかもしれない。 それを明るく、身をもって示していただけました。 そうした生き方もきっと世界の人々の胸をうったのでしょうね。 決して大きく報道されたわけではないけれど、 この受賞のニュースには何とも言えず励まされる思いでした。 栗原さん、改めておめでとうございました。 あなたに教えていただいたみたらしだんご ときどきでもずっと作っていきますね。
05.
外国で暮らす人(主にイギリス?)を対象にして、日本食の基礎的なところから(お米のたき方など)レシピが載っている。黒ゴマなど外国で手に入れにくい食材については、代用出来る食材の提案がされている。しかし、、、たらこのスパゲッティーの「たらこ」や「しそ」や「みょうが」は代用の食材の提案がされていない。実際にイギリスで調理可能なレシピは半分といったところ?だが、写真は美しいし、外国人に見せると喜ばれるし、料理のレパートリーは増えるだろう。
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