01.
USMLE step1の対策で通読した。
流し読みで「生化学ってこんなんだったなあ〜」と思い出すにはよかった。
生化学の単語にも慣れた。
後々別の問題集をやっているときはたまに開く程度だったが、読まずに問題集だけやっていたら生化学の勉強はもっとつらいものだっただろう。
USMLEの試験勉強に時間を掛けれる人はぜひどうぞ。
02.
本書は、カラー図解で生化学の作用を解説しており、英語も平易で、理解しやすい点で生化学の教科書として完成度が高くお勧めできます。しかし、さらに本書に特徴的な点は、代謝過程毎に章立てされている事です。コレステロール、ステロイド、脂肪酸などの脂質代謝、糖代謝、糖新生、核酸の代謝、といった代謝過程の基本的な内容が3章分を構成し、第5章では、インスリンやグルカゴンの作用から糖尿病、肥満に関わる生化学的メカニズムにまで解説がなされています。内容は、生化学全般をフォローしていますが、特に、生活習慣病などの疾患に携わっている合成化学者が、その生化学的作用について知りたい場合に本書の切り口は最も理解しやすいものの一つだと思います。作用機序など薬理に関わる論文でもよく目にする英熟語をマスターする事もでき、お勧めです。
03.
USMLEを受ける人にはもちろん、英語で生化学を復習しながら共用試験対策に勉強するのにもよいテキストだ、と思う。ヴォートやストライヤーなどの幅の広い「生化学」の本とは違って、臨床事項に関連したところを強調して説明しているので、臨床科目が始まっても役にたちそう。 しかも、この第3版は、イラストがカラーとなり、見やすそう。6月に改訂発売されるPharmacologyもカラーだと嬉しいなー。 STEP1では、生化学の比重が高く、アメリカでもかなり評判が良いらしいです。
04.
拍子抜けするくらいに英語が簡単です。 知らない単語は多かったですが、読みやすいので苦になりませんでした。 受験英語が多少苦手でも充分に読解できると思います。 日本の生化学の本よりは数段分かりやすいです。 英語で読む気がなくて、生化学がめちゃくちゃ苦手って方のために、 訳本があると良いんでしょうが・・・・・・。図は皆さんおっしゃるように簡便なものが多いです。 章末問題はUSMLEの『First
Aid』と比較して、 「こんな細かいところも覚えなきゃいけないかなぁ」 と感じるものも幾つかありましたが、 大体は First Aid と強調点は同じでした。 First Aid とは章の組み立て順が違いますが、 平行してやると大事なところを重点的に読めるので、 時間を有効に使えると思います。
05.
数多くの経路の暗記に圧倒され、生化学に嫌気が・・・なんて学生にはオススメの一冊です。印象的な図と、簡便な説明から構成されており、章末の確認問題をこなしていくだけでも十分にこの分野に対する理解は深まっていくと思います。また、薬理学など、他の分野とのリファレンスにも配慮されており、既習の人のレビューにも使えるんじゃないでしょうか?もちろんこれから始まる共用試験とやらにも十分過ぎるくらいの威力を発揮しそうです。
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