01.
感情表現や情景描写などの一般的な語彙が明らかに不足していることを反 省し、それを埋める努力をしていました。本書はその仕上げとして、頭の 中を整理するために購入したものです。つまり類語辞典として使うことを 考えての購入ではなく、全てを確認するに適当な教材だと考えてのものです。結果は大満足でした。収録語数は、同じ
root で prefix が違うものや、 異なる品詞についてもカウントされているので、実際には 2500 より少な いですが、慣れ親しんだ単語が意外な意味を持っていたのを発見したり、 頭のなかでぼやけていたものが繋がっていく感覚は楽しいものでした。 さて、十年ほど専門分野以外は読み書きしてこなかった人間が、上記の様 な使い方をしたらとても有用であったという評価ですから、一般にはどう なのでしょうね。将来、類語辞典として使うかと聞かれたら、たぶん使わ ないと答えるでしょう。けれど確実に何度か読み返すでしょう。
02.
語彙が増えるかと思い購入しました。 活字は大きいし、絵もはいっていて見ていて楽しいですが、分からない時にこれを使って調べよう。という気は起こりませんでした。 大人のボキャブラリーには普段の会話の範囲では足りない感じです。(勿論、知らない単語が載っている場合もあるのですが)見出しにない分は後ろのインデックスで調べるとどの単語の時に載っているのか知ることが出来ます。 電子辞書を持っていれば、例えばConcise
Oxford DictionaryとTheasaurusをジャンプして調べる方が理解は定着すると思います。 カラフルだし、類語の定義もそれぞれ同じページに書いてあるので、子供が辞書の引き方を覚えたり、勉強するには取っ付きやすくて良いと思います。
03.
見出し語500の同意語2500ですがとても実用的な構成で役に立ちます。 全ての単語には簡単な英文の解説と例文があるので、英文を少し読めるようになり始めたら是非お勧めです。解説や例文を読むだけでも勉強になるし、これらを使い分ける感覚を養えれば英語学習が楽しくなってくると思います。 例えばRUNの見出しにあるrun,
jog, trot, dash, race, sprintをそれぞれ英語で説明できるようになります。
04.
現在小学校5年と3年の子供とともにアメリカにいた時、学校の英語の先生から勧められて買いました。 子供向けということで収録されている単語は基本的なものに限られているのですが、使いやすさは抜群です。同義語が単に羅列されているだけでなく、必ず例文がついていて用例がわかるようになっています。ですから、「楽しい人に出会った」を言い換えようとして「楽しい人類に出会った」としてしまうような間違いは犯さずに済みます。 アメリカの小学校では国語(English
Language Arts)の時間に、たっぷりと創作をやらされます。リポートなどのテクニカルライティングは小学校高学年から力をいれますが、学齢の低い児童はクリエイティブライティングがむしろ主体です。その中で、ボキャブラリーを増やすことが特に求められていて、たとえば、beautifulやfunといった単語が複数回使ってあると、「他にはどんな言い方があるかしら?」などとコメントが付いて返ってきます。ただ単語数を増やすだけでなく、表現力の幅を広げるのにとても役立つと思います。
05.
以前、conciseのthesaurusを購入したのですが、類義語が羅列されているだけでそれぞれの微妙な違いがわからず、最適な単語を選ぶのに苦労していました。 この辞書は、それぞれの単語に詳しい説明と例文がついているので、類義語の意味の微妙な違いや具体的な使い方がわかりやすくなっていますし、子供向けの本なので読みやすく、とっても気に入っています。 ただ、、見出し語が500、掲載単語数2500というのはやはり少ないです。でも、概ね満足です。
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