01.
哺乳類の解剖図集。馬、犬、ライオン、牛、ヤギ、鹿、イエネコ、猿、アザラシ、ウサギ、ネズミ、ムササビ、蝙蝠の図版が収録されています。
後半の図版、特に猿のページ以降のものは古い文献からなので、美術用ならば実用には向かないかも知れませんが、資料としては興味深いものではあります。
これらは、かの有名な博物・分類学者キュヴィエ・ジョルジュ
(巻末の資料を読む限りでは、彼の死後、1849年に発行されたAnatomie Compareeからの引用のようです。1800年発行の研究書Lecons d'anatomie compareeに同じ図版が載っているかはちょっと確認できません…)
の名がついている資料なので、いずれ絵画など文化的な目的で本書を購入なさるならば、これらはそれなりに魅力的な「オマケ」になるかと思います。
02.
絵はもちろんのこと、粘土・彫刻等の製作においても非常に参考になります。
「ありもしない想像の筋肉を付けてしまい、イマイチリアリティーに欠ける」といった作品にはならないでしょう。
基礎骨格が理解できることにより、デフォルメした動物を書くときにも特徴を捉えた良い作品が完成することと思います。
03.
馬、ライオン、犬、牛、ヤギの骨格と筋肉が精密な絵で載っています。 動物の動きの解析はまったく無く、骨と筋肉の図版のみです。 おまけとしてこうもりや猿などのものもありますが、こちらは本当におまけ程度です。筋肉と骨の名前がほぼ網羅されているので、馬とライオンの骨格を比べたり、 人間のものと照らし合わせたりすることができて理解しやすかったです。
04.
犬 ライオン 馬 ウサギ等の骨格や筋肉が癖の無い図版でパーツごとに分かり易く載っています 図版も大きくとても見やすいです オススメです!
05.
馬、犬、ライオン、牛、鹿類とヤギを中心に、とても詳しい骨格や筋肉などの図版がそれぞれ10枚以上載っています。パーツごとにいろいろな角度からの資料もあるので、動物の絵や造型にはとても役にたつと思います。
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