01.
テレビドラマ版を見てからこの本を読んだのですが、ずいぶんと感じが違います。
どちらも好きですが。
ドラマのキャリーは、感情に走りすぎて「ウザ・・・かわいい」感じですが、
こちらの本では、キャリーも文体も中身もとてもドライで都会的。
きらびやかな人々の哀れな内情や、社会的には成功していてもどこか変な登場人物。
普段見えない「都会人」の腹の内を見てしまった感じ。
個人的には冒頭の「イギリス人女性の嘆き」にも似た感想を覚えました。
(ちょっとついていけません。)
読んで涙するタイプの本ではないと思いますが、NYカルチャーの勉強になりました。
02.
ただ楽しむために読むには良い作品だとは思ったけど、日本の女性が共感して読めるとはあまり思えない。 もしこれがリアルな現実になったら、恋愛なんて信じられなくなっちゃいそうです… でも読みやすいし、コラムみたいな感じなので気軽に読んで楽しめるかな♪
03.
DVDがとても面白かったので本にも興味が出てきて読んでみたのだけれど、全く違う作品に見えた。映像化されたもので描かれていたユーモアや友情の面は出てこない感じ。私の英語の読解力が不足していてニュアンスをとらえきれていないことが多分にあるとは思うが、読後感はあまりよくなかった。 お金持ちでしゃれた職業の人が集まるレストランやバー、リゾート地の描写、不細工な彼女を「やり捨て」したエリート男の会話などなど、ありきたりな表現になるが物質主義一辺倒な感じ。読んでいて寒々とした気分になる。 知り合いの20代アメリカ女性に感想を聞いてみたら「ドラマもリアルだったけど、本はもっとリアルに現代のNYに住む女性の姿を描いていると思う」とのこと。彼女は男友達にすすめられて読んだそうだ。「この本に出てくる女はみんな怖すぎる。女って本当にこんななの? 読んでみて教えて」と言われたらしい。 何がどうリアルなのか彼女に尋ねてみると「競争が激しい街で30代まで生き残ってきた女性は、すごく強い。仕事にはすでに自信がある。だから外見を磨いたり完璧な恋愛相手を求めている」という。 東京の女性もいずれこんな感じになるのだろうか、ちょっと怖いなあと思った。
04.
この本は実際の新聞に掲載されていたエッセイ集のようなものなのでひとつひとつが短くどこから読んでもいいという気楽さがある。また口語的なカジュアルな表現がおおく、活きた英語にふれらるのでとてもおもしろかった。内容はもちろんのこと文章の語り口もいきいきとしていておもしろい。
05.
ニューヨークの女性達の全てがわかる最高の一冊でした。 読み始めは驚く様なことがたくさんありましたが、女性なら誰でも <同感>出来るようなこともありました。 大人の女性になるための一冊です!
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