01.
本書は、使用頻度の非常に高い熟語を満載している。
初級編、中級編、上級編の三部構成。
各々の熟語には、その簡潔な意味と2つ(または3つ)の例文が併記されている。
章末には練習問題が用意されており、章単位で復習することも可能だ。
日本の学校の英語教育とリンクしているわけではないので、
初級編でも、(日本人にとって)ハイレベルの熟語が多く、決して侮れない。
本書の熟語をマスターすれば、相当な表現力が身につくこと請け合いだろう。
ただ、実際にマスターするとなると、例文の羅列だけでは、
熟語のイメージが頭に定着しにくい。章末問題もあまり役に立たない。
イメージ図を併記するなど、あとで想起しやすい配慮が必要だと思う。
一方、かなりの上級者が、英熟語の総ざらいとして使用するのなら、
この内容でも十分であろう。
02.
各々の意味に対して例文がついているので、覚える時や似ている句動詞を覚える時に(例えば hang over と hang off)、その違いについて比較しやすいので覚えやすいです。説明も簡潔で丁寧です。映画や北米ドラマでよく使われる表現がたくさん紹介されています。素晴らしい本なのですが、「星4つ」にしたのはSection
3 : Advancedの問題が句動詞とイディオムを使って自分で英文を考える問題だったからです。せっかく問題を解いても、それがいいのか悪いのかチェックできないのは残念だと思います。自分の解答をチェックすることを正確にチェックできる人がいれば問題はありません。
03.
私は英会話を教えていますが、この中に出てくるIdiomsはとても役に立つものばかりだと思います。他の本で色々と難しいIdiomsが沢山ありますが、私個人的には初級の方には普段使える方が大切だと思います。その希望を満たすのはこの本だと思います 本当に良い本に出会いました!
04.
ある程度日本の熟語集で基礎力をつけてから使うのが効果的です。 英語から英語への定義なので慣れていなと時間がかかるだけで効果はあらわれません。 この熟語集の準備として、もっとも優れた熟語集は「英熟語トレーニングペーパー」だとおもいます。 日本の熟語集をやり遂げたことのない人はぜひ後者をチェックしてみて下さい。
05.
現在、アメリカ在住です。仕事をしながら通っているESLで、この本を渡されました。一人で家でどんどん進めていけますし、例文もわかりやすく、各フレーズに使われる単語のレベルに合わせて簡単なフレーズから難しいフレーズへ順番に学習できるように工夫されています。また、各単元ごとに付いている簡単なテストでは、以前の単元で扱われたものも出てきますので、意識せずに復習ができます。扱われているフレーズは日常会話でよく聞くものばかりですので、実際にアメリカで生きていく予定のある人にお薦めです。
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