01.
メロキュアの最初で最後のアルバムになってしまいました。
僕は岡崎律子さんのファンですが,岡崎さんのソロアルバムとは,音・詞ともにかなり異なる雰囲気です。POPさが強調されており,一昔前の‘ガールポップ’というイメージにぴったりです。また日向さんとのコーラスも凝っており,聴いていて楽しくなります。(ソロアルバムに感じられる‘岡崎さんらしさ’はあまり期待しないほうがよいかもしれません。)
お薦めは,日向さんの曲なら『1st Priority』『birthday girl』です。‘キュート’という言葉がこれほど似合う曲はないでしょう。
岡崎さんの曲なら『Pop Step Jump!』『Agape(水の惑星Ver.)』です。特に後者は荘重さすら感じさせます。また,岡崎さんの最期のメッセージともいうべきフレーズが随所にみられます。なお,従来の岡崎さんらしさを求めるなら,『木枯らしの舗道を 花の咲く春を』がお薦めです。
このアルバムタイトルは『メロディック・ハード・キュア』すなわち『音楽的荒療治』― 岡崎さんが当時すでに病床にあったことに重ね合わせると,とても意味深長です。
また『So far,so near』に関する岡崎さん自身のコメントは,
「ぎりぎりの淵に立った時、その瞬間にこそ自分でも思いがけない力が出ること、
今すごく実感しています。」
何と重く,かつ潔い言葉でしょう。
岡崎さんの新たな一面を見せてくれた作品であっただけに,“次回作”がないことが惜しまれてなりません。
02.
美しさ、可愛らしさ、元気さ、荘厳さ。およそ女声デュオから得られる
殆どのものをこのアルバム一枚で聴けるのではないでしょうか。
曲、声、アレンジ、いずれをとっても「何度聴いても飽きない」と言うに
値するアルバムです。聴くものに困ったら、とりあえずプレイヤーに
このCDを入れています。ただ、この組み合わせを新たには二度と
聴けないことには深い悲しみを覚えずにはいられません。
03.
もしかしたら私が一番好きなアーティストかもしれません。 ☆10個でも足りないぐらいです。アップテンポで、だけど切なくて、生きようとする力等 沢山の感情が込められているように思えます。 一曲一曲がとても心にじーんときます。 円盤皇女ワるきゅーレのOP2曲 ストラトス・フォーのOP/ED 私的に↑のアニソンは是非一度聴いていただきたい。 アップテンポだけではなく、色々な感情が交差しているように思えて とても良いと思います。 こんな素適な歌をありがとう。メロキュア。 そして 私はメロキュアに『命を歌っている』ように思えます。
04.
最初でそして最後となったメロキュアのアルバムです。 わたしがふたりを知ったのは青春ラジメニアからですが そのときはそう関心がなく、岡崎さんの没後になって聞 き出したのです。ですから完全に遅れたクチです。 でも完成度がとても高く結果的にベスト盤としての顔も 持つに至りました。 もっと早く出会っておればよかったといまさらながら後 悔しています。7月発売のシングルが待ちきれないあな た、ぜひ聞きましょう!
05.
愛が詰まっています。愛を遺して旅立った我等の「愛しいかけら」の軌跡がここに。岡崎さんの訃報は悲しい。でも幸せをこんなに散りばめて皆に愛されて逝くのはとてもとても素晴らしい事じゃないかと、今なら思う。私もそうでありたい。 さておき。内容のお話です。 みなさんご存知のようにこのCDはアニメの主題歌・挿入歌が中心ですが、一般にも広く親しまれるだろう曲も多し。「虹を見た」好きだなぁ。 愛を、優しさを、そっと耳元に届けてくれる二人のハーモニー。美しい音色に癒されて明日も。 「ちからのかぎり Dive!」
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