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Undercurrent

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Undercurrent
価格:¥ 1,639(税込)
【私達の評価】
5.0点(5点満点)
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【私達のコメント】
01. Bill EvansとJim Hallという繊細すぎる二人の天才が残した美しい一枚。

ピアノとギターが交錯しながら陶然としたリズムを紡ぎあげる「My Funny Valentine」
艶然としたギターの音色にうっとりする「I Hear a Rhapsody」
悄然とした雰囲気にラストのギターとピアノの交互のフレージングが美しい「Dream Gypsy」
静から徐々に動へ・・・、そして忽然と広い空間を創りだすJim Hall作の傑作「Romain」

緩慢な時間の流れで、まるで自分が悠然と踊っているような感覚にとらわれるジャズという
よりクラシックみたいな華麗な響きが特徴的な「Skating In Central Park」
一番地味ながら、どこか秋の匂いを漂わせていて、聞けば聴くほど愁然とした味がでてくる
「Darn That Dream」
眼をつぶって聴けば、蒼然とした夜空が瞼の裏に浮かんでくる「Stairway To The Stars」
昂然としたリズムと、水のように軟らかい浩然としたメロディが入り混じって、どこか
甘酸っぱいような懐かしいような感慨にふけれる「I'm Getting Sentimental Over You」

と、本当に、一曲、一曲が素晴らしく質の高い曲ばかり。

僕としては秋とか、冬に聴くと、あまりに繊細な音な為、往々にして感傷的になりすぎて
憂鬱に陥りやすいので、真夏の暑い一日の終わりの深夜に酒を片手に涼みながら聞くのが
最高かな。
さあ君も、ジャケットの女性みたいに「浮」いて「遊」ぶ「感」じを体験しよう。。。。。。

02. 1962年4月24日と5月14日録音。水に浮かぶ女性のジャケット。アルバム・タイトルは『Undercurrent(底流)』。ビル・エヴァンスの付けるタイトルはいつも暗示的だ。

ジャケット裏には神経質そうな2人の姿がコカ・コーラの空瓶とともに写っている。トリオのビル・エヴァンスがインター・プレイならこの演奏は静かな静かな一騎打ちだ。どちらもひかない一騎打ち。ムーディにBGMを演奏する気なんて毛頭無い。1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失なってからビル・エヴァンスは模索の中にいたのだろう。その模索の中の演奏が素晴らしい。

この演奏は言ってみれば聴く者を映す鏡のような演奏だと思う。人によってはリラックスして聴こえる。僕には底流に流されながら揺れる水を通して世界を観ているビル・エヴァンスの苦悩を感じるのだがいかがだろう。

03. 最初の音からすでにJAZZの真髄がぎっしりと詰まっており、しかもビルもジムも歌う事の大切さを理解している。JAZZを演奏するものにとって座右に置くべき一枚である。当然、リスナーにとっても常に新鮮に響き、当時の二人の演奏に対する取り組みは真摯なものでありまたひとつの音に対しても細心の注意を払い、それが曲全体を素晴らしいものにしている。更にそれがアルバム全体の統一感となり、発売当初に受けた五つ星という評価となった。
このことは現代のあふれる様々な音楽に対してもその評価はゆるがず、まさにジャズクラシックの一枚、と断言できる。ジャズを聴いている人は是非とも入手すべき一枚である。値打ちとしてはレコードのほうが格上なのだが、次善のものとしてCDで聴いていただきたい。

04. ギタリストのジム・ホールとのデュオ作品。
二人のデュオはまさに会話と言えるような滑らかなもの。
その流れには淀みや不自然さは一切ありません。リラックスしたムードですが、
その裏には常人が想像もつかぬ様な鍛錬があるのでしょう。
エヴァンスのピアノはいつもより抑制が効いたもので、低いキーの音が目立ちます。
ジム・ホールのギターもリズムを繰り返しながら、ゆっくりとうねってゆく感覚。
聴く前は一方がリズム、もう一方がメロディの応酬なのかなと思っていたけど、
そうではなく噛み砕いたメロディを少しずつ吐き出してゆく感じです。
枯れた情感、穏やかさがあります。丁度今の時期に合う作品だと思います。
ピアノトリオの作品は勿論のこと、こういった比較的型にはまらぬ
スタイルでの作品でもエヴァンスの叙情性は堪能できます。
またエヴァンスの作品はジャケットも素晴らしいものが多いですが、
その中でも本作はトップレベルの美しさでしょう。

05. ビル・エヴァンスといえば、「ワルツ・フォー・デビー」や「ポートレイト・イン・ジャズ」など傑作を遺した、
ベースにスコット・ラファロ、ドラムにポール・モチアンを迎えたピアノトリオというのが世間の相場。
しかし、ともに白人ジャズプレイヤーとして最高峰と呼ばれる二人によるこの作品こそそれぞれの最高傑作だと思う。

「カインド・オブ・ブルー」発表直後に結成したピアノトリオ結成時、ビル・エヴァンスが持ち込んだ
インタープレイと呼ばれる手法はしかし、わずかの歳月を経てここに完成する。
ここでは、どちらが主役というわけではなく、二人の紡ぎだす音は完全に融合している。
今にも涙を落としそうなギターに心を奪われていると、
次の瞬間突然バッキングをとっていたピアノがソロに躍り出てきて度肝を抜かれる。
そしてまたギターがそんな瞬間に!と思う間もなく、スッッとごく自然に入ってくる。

しかし二人が目指したのはそんなテクニックお披露目大会なんぞではなく、実は叙情性の追及なのである。

アップテンポな「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」という斬新な解釈。
ドビュッシーをはじめとするクラシック音楽の素養を窺わせる「ドリーム・ジプシー」。
このアルバムで私が最も好きな「スケーティング・イン・ザ・セントラルパーク」で遂に二人の感情表現はクライマックスを迎える。
ゆったりと楽しげに奏でられていくのだが、実はとても切ない。
セントラルパークでスケートする事に何ゆえ胸を軋ませられるのかがよく分かりませんが。

似た個性を持ち合わせたこのデュオだからこそ実現できた極めてシンプルな構図は、
耳に馴染みやすいが飽きにくく、いつでも胸深くに入り込んで静かに胸を打つのである。




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