ネットショップ

Explorations

|  HOME  |  リンクについて  |  免責事項  |  おすすめ  | 
border

nothing

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 |

Explorations
価格:¥ 1,538(税込)
【私達の評価】
5.0点(5点満点)
【私達はこんな商品も買っている】
Sunday at the Village Vanguard
【私達のコメント】
01. いわゆるリバーサイド四部作と呼ばれる作品の中では一番目立たない存在だろう。
1959録音の前作「Portrait In Jazz」、同年に録音される「Waltz For Debby」、
「Sunday at The Village Vanguard」に挟まれる形な訳だが、前作の水の流れのような
完璧さとも違い、のちの躍動感溢れるプレイとも、また違うアプローチを聞かせてくれる
作品だ。そういう意味では、ある意味両方を繋ぐ架け橋的な作品で、内容も、ささやかだが
実験的な色合いが濃い気がする。

この作品の面白いのは、起承転結のあり方だろう。全曲中最も、昂然とした仕上がりになってる「Israel」から始まるSide1は、消え入るように終わる「Elsa」で幕を閉じる。
そして、Side2は徐々に闇から浮き出るような怪しさがある「Nardis」から始まり、ラストは
これでもかってぐらいアグレッシブな「Sweet and Lovely」をもってきたりする。
普通に考えれば、何か異質な感覚を受ける流れは、題名通り探求心をもって臨んだ結果なのかもしれない。
サウンドに関していえば、ドラムとベースはやや抑え気味で、ピアノも、どちらかというと
繊細でデリケートな出来になってる。つまり普通に聞けば、地味な印象がぬぐえず、何か
欠けてるんだが、それでも聞くのは、もう言葉じゃなくてフィーリングなんだろう。

悪い意味じゃないんだが、この作品は、ポートレイト、ワルツ、ヴィレッジ・ヴァンガード、
の3枚を聴いてから、手を出したほうが、満喫できるのかもしれない。

02. 「Portrait in Jazz」や「Waltz for Debby」と並んで有名なRiverside盤です。
私はこれほど透き通った音楽を聴いたことがない。
正に究極のリリシズムである。
私はマイルス・デイヴィスの「クールの誕生」でも演奏されているIsraelが特に好きです。
絶対に買って損はしないでしょう。

03. 日本で本作のLPが最初にリリースされた時のタイトルは「探求」。ビル・エヴァンス(ピアノ)、スコット・ラファロ(ベース)、ポール・モチアン(ドラムス)の三人が、儚くも繊細なピアオトリオの美しさを追求した作品集。オリジナルアルバムに収録されていた8曲は全てバラードとミディアムからなる。同一トリオの前作ポートレイト・イン・ジャズと比べると、モチアンのドラムスが少し後退し、ファラロのベースとエバンスのピアノのソロプレイが前面に押し出されている。
リーダーエヴァンスのピアノは最初の絶頂期を迎え、その繊細で美しい旋律はリスナーの心を捉えて離さない。次々に現れる斬新なピアノのフレーズは、色あせるところがないどころか、現代においても新鮮な印象をリスナーに与える。ラファロの瑞々しいベースは、微に入り細に入りエヴァンスのピアノに絡み相乗効果を醸し出す。モチアンの控えめで的確なドラムスをバックグランドミュージックとして、エヴァンスとラファロの二人がまるで親しげに会話を交わしているかのようなやりとりだ。
ベースが陰のようにピアノに寄り添い、ほっておけば空間に消え去って行ってしまいそうなリリカルなピアノを押し留める。ポートレイト・イン・ジャズのバラードを、より一歩前進させた音世界が展開される。この深遠さと完成度の高さはピアノトリオの最高峰と言えるだろう。
ここでのエヴァンスの紡ぎ出す新鮮で美しいメロディとトリオの水を漏らさぬインタープレイは、後のキース・ジャレット・トリオに大きな影響を及ぼしていると思う。聴けば聴くほどに味わい深くなるアルバムだ。

04. 選曲も曲順も考えられてる。
序曲「Israel」は只タダ美しく、目を閉じ聴き入ってしまう『何も考えたくない』って感じ。
Milesの[Birth of the Cool]では気にも留めなかった曲なのに。

2002年【○○○三世】作曲者である某氏のLiveで初生演奏「Beautiful Love」に感激、
翌年も演奏したし氏も好きみたい。続く「Elsa」もイイっ、愛奏曲になるのワカル。

そして必殺「Nardis」。初聴きの時は特に何も感じなかったのに、聴く程好きになる。
Miles先生が『Evansの為に』書いたらしく、確かに自作で演ってナイ。

日本人が最も好きな[〜Debby]の様な甘〜い感じとは違う孤高な世界、コレこそBill Evans。
4部作の中で地味な位置なのは、ジャケ損してるとしか思えナイ。

05. 1961年2月2日ニューヨークで録音。現在のCDは1987年にディヴット・ルークの手でデジタル・リマスタされている。

Explorations(探求)と名付けられたこのアルバム、ビル・エヴァンスの考えるジャズが具現化している。ピアノは常に高音部中心にリリカルに踊り、インタープレイを挑むスコット・ラファロのベースに低音部をまかせている。時にこのアルバムを聴きながらピアノに向かいその手の動きをなぞってみるのだが、ほとんどが高音部のタッチなのに驚く。そして時にはラファロに全てをゆだねてしまい、消え去る。まさにExplorations(探求)だ。

『Blue in Green』はマイルス作曲になっているが実はビル・エヴァンスが作ったことで有名だが、そのお返しのように自分では演奏していない『Nardis』をマイルスがエヴァンスに贈っている。このあたりもミュージシャン同士の心意気みたいなものが感じられて面白い。

ひたすら静かに輝くビル・エヴァンスのピアノはこのトリオの持つ計り知れない可能性を確信しているかのようだ。このトリオの持つ可能性のExplorations(探求)である。しかし、1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失うことになる。あまりに哀しい結末である。


| お小遣い | 貯金 | 高額報酬アフィリエイト | 参考書 | ベビー・マタニティ用品 | 東大 | 内職 | | 脱毛症 | レンタルサーバ | 独自ドメイン | 大容量レンタルサーバ | ショッピングカート | ホームページ |



Contents

洋書
エレクトロニクス
キッチン
Music
Classical Music
DVD
Video
VHS
ソフトウェア
ゲーム
おもちゃ
ホビー
スポーツ
ヘルス
時計
アパレル&シューズ
bottom