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小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

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小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)
価格:¥ 1,365(税込)
【私達の評価】
4.5点(5点満点)
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【私達のコメント】
01. 新海誠監督のアニメ映画、秒速5センチメートル。それを監督本人が小説化した。
元が一時間少々の短い映画なので、本作も読了にそれほど時間はかからない。
およそ説明的な台詞が存在しない原作映画ゆえ、行間を埋める本作は貴重。

原作である映画の特徴として、
台詞は多いが、心情の決定的な変化は台詞で説明されない、というものがあった。
ほぼ絵のみで話が進み、観客がそれを解釈するので、同じ場面を観ても
観客はそれぞれ、少しずつ違う感慨を持つ。
一方本作はすべて文章で描かれるので、状況がより分かりやすくなっているが、
あとがきで監督自身が述べているように、映画と小説が全く同じということは無い。

もちろん監督が意図的に変えた部分も多いだろうが、小説は一人で書くのに対し、
映画は絵、天門氏による音楽、声優の演技、山崎まさよし氏(とリンドバーグ)の歌
という他の一流の仕事と新海監督の仕事の微妙なバランスで成立する。
これにより、変わってしまったという要素もある。

本作は言わば新海誠という素材を味わう材料である。
映画を観てから読んでも良いし、本作で興味を持ったら映画を観ても良い。
その度ごとに新たな発見があるだろう。

ところで、監督の文章についてだが、癖があるものの、意外なほど達者である。
ただ、作品自体、自らの青春時代の甘酸っぱい思い出にピンポイントで触るものなので、
それに耐えられない方は本書を読むのを控えるのがよろしかろう。

02. 僕は映画を見てからこの小説を読みました。


映画でも感動しましたが小説でも感動させられました!!


簡潔に表現されてた第3話が詳しく説明されていて嬉しかったです。


あとがきでも新海さんが言ってたように小説読んでから映画を見るも良し!映画を見てから小説を読むのも良し!


ぜひまだ見てない読んでない人は見てみて下さい。

03.  新海氏のものは見ても読んでもこころにしみわたってくる。
多くの言葉は必要でなく、感覚的に想像力で人は救われたり
傷ついたりするのであろう。生き物の輝く一瞬が読者を安心へと
導く。ぜひお買い求めになってお読みください。
   推薦いたします。




04. 私も他のレビューの方の例にもれず劇場で『秒速5センチメートル』を
見た後に、本書を読んだ。

小説版も映画版と構成はまったく同じで
  第一話「桜花抄」
  第二話「コスモナウト」
  第三話「秒速5センチメートル」
の三話からなっている。ただ大きく違うのは第三話で、映画は簡単に
働きだしてからの主人公の生活・明里の様子が描かれ、後半は山崎ま
さよしの「One more time, One more chance」が流れる中、ほとんど
台詞がはさまれず映像だけで進んでいきます。小説版は詳しく主人公
・遠野貴樹のその後の生活が描かれている。たぶん、劇場版ではここ
までくるともう細かな話はいらないということで、引き算をして効果
的な演出にしたのだろう。
どちらが良いかというよりも個人的には小説版の話を全部知っておい
て劇場版を見るのがいいのではないかと思う。

すごく良いなと思ったのは、主人公視点で話が進む第一話、澄田花苗
の視点で話が進む第二話、そして、主人公視点を中心としながらとこ
ろどころに篠原明里視点が挿入されている第三話、この構成である。
主人公の心理描写でやや重い(堅い?)言葉が使われているので、第
二話の篠原明里の素朴な心理描写との対比が素晴らしい。
170ページ弱の量とはいえ、おそらく全部が主人公視点だったらきっと
重くて読めなかっただろう。

最初に映画をみたときに、本作のキーワードは「別れ」だと感じた。
だが、小説版を読むとむしろ「出会い」や「新たな始まり」といった
言葉が思いついた。

05. 最初は映画館で映像を見ました。
それから、一年程もたってから、この小説を読みました。
そして、DVDでもう一度映像を見ました。

映画館で映像を見たとき、
期待通りの映像美に感動し、
胸を締め付けられるような気持ちを抱いた
今思えば、何か心に引っかかるような、そんな感情を抱いたことが思い出されます。
それは、作品に共感してしまった部分と
なにか映像作品から読み取りきれなかった部分があったような思いがあったんだと思います。

時間を置いて、小説を手に取りました。
文章だからこそ、描けるものが丁寧に描かれていると思います。
映像で描かれていない部分も描かれています。
特に短編としての『秒速5センチメートル』は、
映像では極短い時間で描かれていますが、
就職から映像で描かれるまでの貴樹の歩みや感じていたことがたくさん描かれています。
最後のメールの内容があります。
花苗との最後の別れが描かれています。
明里と貴樹が渡そうとしていた手紙の内容(おそらくはその一部)があります。

小説を読んだ後、
なぜか発売日に購入をしながら、置いておいてしまっていたDVDを見ました。
自分の周囲の状況の変化もあると思いますが、
映画館で見たときとは、大分違った印象を持ちました。
きっと、読み取れなかったと思った部分を補完できたのだと思います。
なにか、貴樹の心にずっとあったものとか、
そういったものが、すっきりとした形で感じられたのだと思います。
やっぱり切ない気持ちは抱いてしまいましたが・・。

自分の感じたものをつらつらと書いてしまいましたが、
本作品は、映像の小説版ですが、
お互いを補完する位置づけに成っていると思います。
また、少し違った視点で描かれた物になっていると思います。
私のように、映像を初めに見た方が多いと思います。
そういったかたに、是非呼んでいただきたい。
映像をみて、どのような感想をもったとしても・・。
そして映像をもう一度見ていただきたい。
きっと違った見方ができると思います。
きっと違った印象をもてると思います。
それは、きっとより良いもの、糧のようなものになると思います。



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