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70円で飛行機に乗る方法マイルを使わずとも超格安で旅行はできる [宝島社新書] (宝島社新書 274)

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	70円で飛行機に乗る方法マイルを使わずとも超格安で旅行はできる [宝島社新書] (宝島社新書 274)
	価格：￥ 680（税込）
	【私達の評価】 4.5点（5点満点）
	【私達はこんな商品も買っている】サヴァイヴ!南国日本
【私達のコメント】
01. この本を一通り読むと、日本の航空行政がいかに立ち遅れているかを痛感します。日本国内では飛行機に乗るといったら料金が高いというイメージが先行しますが、電車賃並みの料金で誰でも気軽に乗れる移動手段として使われている航空会社があるのも事実。最近は日系航空会社でも格安航空会社を海外で設立する動きがあるようですが、果たしてそれがどこまで通用できるか･･･？ 02. 高城は鎖国という言葉まで使っているが、日本を覆う閉塞感に、どうにか風穴を開けようとしているようにみえる。彼の文体は独特で、昔、アメリカ西海岸の情報番組をやっていた頃から、早口は変わらない。彼の本やブログはいつも面白いので読んでしまうが、でも、彼の思考はある意味２０世紀的だ。それでは現状をブレークスルーすることはできないだろう。読みものとしては面白いけどね。それは、旅人中田英寿や、エコ音楽家坂本龍一、作家村上龍も同じだろう。彼らの才能をもってしても現状をブレークスルーできないことに、閉塞感の大きさを感じてしまう。それは高城もわかっているんだろうけどさ。 03. 高城剛の本を読むのは２回目。タイトルに惹かれて購入したんですが、いざ読んでみたら、成田空港の問題や、日本が航空業界で後進国になっていることなど、まったく知らないことばかりで驚きました。データもたくさん並び、前作と比較するとより具体的になっている印象。成田空港は各駅停車の駅だというコメントに胸がドキドキしました。僕が不勉強なのかもしれませんが、航空チケットがここまで安いことに驚きました。実際にウェブで調べてみたら本当にすごく安い。日本で航空券買うのがばからしくなりますね。前作のひきこもり国家日本を読んだときは「本当かな〜」と思う節もあったのですが、１年くらいたって、確かに高城氏の言ったように、よくない方向に進んでいる気がします。このまま飛行機とともに日本が落ちぶれていくのではないかと不安になりました。だからこその個人開国なのでしょうか。ためになった１冊でした。

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