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壁を壊す

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壁を壊す
価格:¥ 1,680(税込)
【私達の評価】
5.0点(5点満点)
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経営トップの眼力
【私達のコメント】
01. 名門で歴史があるけど、死にかけていた日本企業を見事に再生した社長自身による、痛快な企業再生手記。日経ビジネスの書評欄でBCGの内田さんが褒めていたので、この会社/社長のことは全く知らなかったけど、読んでみた。

厳しい、だけど当然のポイントが多く綴られている。

仕事の心構えについて
・「社内を改革すべき」と声高に叫ぶのは、実行する覚悟も能力も無い正論
・「ないない尽くし」の中で、いかに成果を上げるかが仕事
・会社は競争社会で生き抜く戦闘集団であり、決して仲良しクラブではない

事業の継続・撤退について
・感情で事業の存続を考えてはいけない
・会社の庇護を前提とした「がんばります」「続けさせて下さい」を、真のやる気とは認めない

社内の無駄について
・会議はコスト以外の何者でもない
・効率化とは、価値を生まない仕事を、どれくらい捨てるかである

人材について
・上司に監視されなければ仕事ができないような部下なら、会社には必要ない
・管理職は人を管理するのではなく、仕事を管理する
・伸びる人、伸び「られ」ない人がいる

等々、枚挙にいとまが無い。「型破りな改革」などという副題がついているが、行っていることは決して型破りではなく、企業再生とは結局、しがらみにとらわれず、当たり前のことを当たり前にやできるようにすることに他ならない、ということがよくわかる。しかも、それがいかに難しいかも。

正直、私自身も決して甘い方ではないと思っていたが、著者の厳しさ、そして竹を割ったような考え方には頭が下がる思いがするし、自分がそこまで厳しく考えているか、自省させられた。

また、現場を知らないコンサル会社、それに最近の経営の流行であるモチベーション、トップの先見性、ビジョン経営などをバッサリ切り捨てているのは、全てに同意する訳ではないけど、実務者として理解できる。

企業の経営層だけでなく、管理職全般に是非読んでほしい、魂のこもった良書だと思う。

02. 非常に感動した.ビジネスに関わる者としては心に響くすばらしい一冊である.著者は同和鉱業(現DOWA-HD)の現会長の吉川氏,会社の改革に関わったトップ自身が記述した内容だけに,その記述はリアルで迫力がある.今年読んだ本で最高におもしろい部類である.会社の改革推進活動に携わる人には必ず参考になる記述がある.

小生が就職活動をしていた1980年代後半の同和鉱業は,お世辞にも一流のイメージはなく,2000年以降も正直に云うと良いイメージがなかった.いつ頃だったか,会社が変わった印象を持ちだし,2005年頃にお付き合いを開始した頃は全く別の会社のように蘇っていたことを不思議に感じていた.何がこの会社を換えたのだろうか? この本を読んでその理由が良く理解できた.涙ながらの改革を進め,苦しい時期を乗り越えて変わったのである.その事実を知った時に,胸が熱くなった.小生が現在お付き合いしている事業部の話もあり,その涙ながらの業務改革も赤裸々に綴られていた.よくぞここまで記述してくれたと,驚きの連続である.会社を蘇らせるのには,並の苦労では成果が得られるはずが無く,合理化の進捗中に心臓発作で倒れた著者の精神的負担は想像を絶するモノであったろう.それくらい会社を換えることは大変なのだ.

業績の伸び悩む会社で働いている小生にとって,吉川氏の当時の複雑な心境は今の自身を置き換えているように感じた.会社を変えるには,ぬるま湯から抜け出すには,トップの不退転の覚悟とリーダーシップが必須で,それを達成した企業だけが生き残れる,今のビジネス環境はそれほど厳しいと云うこと.この本は,ビジネスに全霊を捧げる著者の覚悟を知る事ができ,その情熱が会社を動かす,そんな当たり前で大切な事実を改めて教えてくれるのである.ビジネスマンには是非一読をお勧めする,真にピカイチの一冊である.


03. 古い、官僚的体制が固まってしまっている老舗企業を
革命的に変えた経営者の自伝的一冊。
読めば読むほどに、古い枠にはまっている企業が変わっていくには
経営トップがどれほど本気になっているかが必要だということが
理解できる。経営トップが動かなければ改革など出来ないのかもしれない。

今は、「環境」のDOWAホールディングスがどんな改革をしたのかを
教えてくれる一冊です。

04. タイトルどおり、本社の壁をぶち抜いたり専用机を一人残らず取り上げたり・・と(果たして我々の職場にに応用が利くのか
分からないほど)凄いエピソードも満載です。
しかしながらその行動力に裏打ちされた鋭く、しかも透徹した彼の<視点>こそがこの本の真骨頂でしょう。

まず
“悪い本社からは、良い工場は生まれない” 
として、コストセンターの自覚を持たない本社(≒社内エリート)が如何に無益かつ有害かを繰返し説いています。
いわゆる名門企業には余計に顕著なのでしょうが、どの企業にせよ<改革>を叫ぶ場合には間違いなく「本社=立案(やらせる)側
/現場=実行(やらされる)側」の構図に陥るはずです。まずその構図から徹底して疑う事の重要さを説いているのは、小気味いい
ものです。
 <先ず隗より始めよ>はなかなか難しいのですが、それは精神論ではなくキャッシュを生む現実手段だと解せます。

また、読み通すと、個別の事業選別の内容や、その理論化抽象化といった“改革本”にはお決まりの内容が少ないのに気づきます。
 例えば
“儲かっているうちに合理化や事業撤退するのはなぜか?”
についても、
「沢山の退職金が払えて、その退職金を元手に次の人生を模索できるだろうから」
という非常に温情的な理由付けがされています。
しかしこれは単なる浪花節の類ではなく、企業の存在意義や仕事観について極めて明快でドライな見方をしているからに他なら
ないと感じます。
 「会社は夢や生きがいなんてものは与えられない。それが出来る経営者は教導者かペテン師のどちらかだろう」
とする吉川氏は、徹底した現実主義者なのでしょう。

05.  親しい先生(というか、正に私のメンター)から、本日この著書の贈呈を受けて一読。
あっという間に、読みとおしてしまいました。

 120年の老舗上場企業としてのプライドを捨て、組織の、上下の、そして社風・風土
の「壁」を破壊するために、社内にある本物の壁をも破壊し、本の表紙写真にある
ような、全長150メートルの広いオフィスには、背の高いロッカーやパーテーションも
取り上げ、すべてフリーオフィスという徹底ぶりで、そこに経営者としての改革への
腹の据わった真摯な「覚悟」が見てとれる。

 改革をすすめるために、本丸の役員室の改革から取り組み、社員ひとりひとりに心を
開き、社外にも徹底的に情報を開示して、企業の変革に成功されている事例であり、
経営者は「かくあるべき」と思うのですが、本書によれば「べき論」はいらなくて、
「やり抜く」ことこそ大切なのだと、いうことだと思います。

 それでいて、「トップの先見性」など気にしなくていいという、謙虚さを兼ね備えて
いる。会社役員としての自分に、ひとりひとりの心のなかにある「見えない壁」を
壊して、規模こそ違いますが、企業改革を「やり抜く」勇気を与えていただきました。


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