ネットショップ

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

|  HOME  |  リンクについて  |  免責事項  |  おすすめ  | 
border

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 |

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
価格:¥ 735(税込)
【私達の評価】
4.0点(5点満点)
【私達はこんな商品も買っている】
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
【私達のコメント】
01. 本書は資産運用というものをこれまで考えたこともなかった、あるいはここにきて考え出したという方が初歩の初歩の入門書として読まれる上で最適といえるだろう
裏を返せばもう既にきちんと基礎を踏まえて運用している方にとってはおそらく得ることがそう多くはないものといえる
その意味では”目から鱗”といった著者の他著に比すとやや物足りなさを感じたことは否めない

ただ本書は基礎をきっちりと押さえているという点で好感はもてる
まず資産運用がこれからなぜ必要になるのかについて端的にそれでいて的確に答えている
経済学でいうところの”機会損失”だが、可能性の否定はこれまで多くの日本人に知らず知らずのうちに低金利でも元本が保証されていれば問題ないという間違った思考をもたらしてきた
これは国内金融機関の責任でもあるし、当然のことながら日本政府や日銀の責任でもある
ゼロ金利と量的緩和という一種の麻薬に浸されてきたわが国はデフレを経験することによって銀行や郵便局の預貯金等でキャッシュポジションを置くことが最適といわざるをえない事態に苛まれてきた
しかしながら、現在世界では未曾有のインフレを迎えようとしていることは議論の余地はあれども多くの方が確からしいこととして認識しているのではないだろうか
ここにきて現況のキャッシュポジションでは自己の資産を保持することすら難しいといわざるを得なくなっている
かといってかつての社会民主主義が崩壊した今、国は我々を助けてくれることはない・・・というよりその術がないし、そもそも国自体の財政が立ち行かない事態なのに各個人の資産保持など構っていられないというのが正直なところだろう
金融リテラシーがなくても安穏として十全な生活が保障された時代はもう過去のものなのだ
本書はそれを教えてくれるだけでも大いに価値がある

但しやや辛めの評価を下したのは資産運用のステップが短絡的な点である
このステップ通り実際に運用されることはあまりお薦めできないというのが私の考えである
そもそも各人が置かれている経済状況が異なるわけだから本書のような一様な運用手法は端から的外れといわざるをえないだろう

また著者がファンダメンタルズ派だからだろうが、テクニカル分析を軽視することは私にとっては?マークが残る
これもそもそもファンダメンタルズとテクニカルが相反するという考え方が間違っているからである
ファンダメンタルズは水準の科学であり、テクニカルは波動の科学である
併用することも十分可能であり、対立項で扱う必要性はない

これら読者に誤解を与える箇所が散見される点をもってやや辛めの評価としたが、コンセプトそれ自体は非常に的を射ているものであり、冒頭述べたように初学者にとって有用と思うので一読を勧めたい!

02. いつの間にか削除されていたのでもういっぺん書きます。
矛盾があちこちに見られ説得力がありません。

例えば、「株式はプロが得して素人が損をする」とあります。
その後にサルのダーツポートフォリオに負けるプロが出てきます。
サルに負けるプロってなんなのでしょう?
プロとアマの差というのは歴然なはずです。プロボクサーと素人なら素人のパンチは
ボクサーにはあたりません。

兜町に長年いる人たちは株のプロですが、長くいる人が大儲けしているかというと
そんなこともありません。

LTCM社は破綻しました。これはブラック・ショールズ式でノーベル賞をもらった人たちが
作った会社で、当時ドリームチームと呼ばれていました。

これらは投資をギャンブルと考えると説明がつきます。

投資をギャンブルとしてとらえた場合、勉強しようと、努力しようと損するときは
損します。
著者の主張するように努力してどうにかなるものではありません。
現にバブル崩壊後で株を買った人たちより、銀行に預けて何もしなかった人たちの
ほうがデフレの影響もあり、実質的な資産が増える結果となりました。
つまり、何もしないことが究極の財テクだったわけです。

あと4章の「金融を通じた社会責任の遂行」は小学生のクラス委員が言いそうな
正論で、実態経済が見えてるのか疑問に思いました。

投資はギャンブルという主張は投資顧問会社を経営する著者にとってはいちばん触れ
られたくなかったのでしょう。ギャンブルという立場だと投資顧問自体が存在価値
がなくなりますから。だから削除ですかね?

03. 金融リテラシー獲得の必要性について説きます。説得力があり納得して読める良い啓蒙書になってるのでは。

お金を増やそう!って突っ走るタイプではなく、資本主義社会という社会の仕組みから自分の資産をどのようにして守るのか?そこに重点が置かれています。

僕は理系大学生で経済学、会計学、法学などに縁がなく触れる機会がありません。こういう人は社会のシステムが複雑に絡み合って疎ましい世界に見えるんですが、この本はそういう人に対しての食わず嫌いの部分をほぐしてくれる存在です。なぜ?の部分をちゃんと補い、仕組みを説明しているので納得できます。

個人が株式市場で安定して利益を享受することが難しいことが分かりました。そのため、株式のインデックスに連動した投資信託や上場株式を買うこと、も納得しました。

04. こちらのレビューを読んで買いました。ちょうどアセットアロケーションなどを勉強していて、バランスの良い投資方法を勉強したいと思っていたところの私にはぴったりの内容でした。全体的に、確率論から導き出される数字の上でのプラスマイナスを根気強く説いており、また人間心理の弱みなどの情報もすべて数値で明示していくことで、客観的な数値の見方を身につけることもできるようになっていると思います。何より読みやすい語り口が魅力で、さぁこれから投資を勉強したい!という人に最適の入門書ではないでしょうか。

05.  この本は,株や国債で儲けようなどという安っぽい本ではない。まず「銀行にお金を預けることは,自分のお金を非効率的に使われることを承認しているようなもので意味がない」という発想が根本にあり,そのために自分のお金を自分でコントロールする方法論を,詳しく具体的に述べている。そして,預金よりも投資信託の方が,リスクはあるが,金利が高く,結果的に見て自分の資金を増やすことに繋がるというものだ。そして,著者が勧めるノーロードのインデックス投信を日本株式,日本債券,海外株式,海外債券の4つに分散投資すれば,長期的に見て損することはないと断言している。しかもそのような投資により,自分の資金が資本主義に基づいた有益な企業に投資されることで,この世界をよりよい方向へ導いてくれるのだ。つまり,投資した方も投資された方もWin&Winの関係になれる。定期預金では,銀行に利ざやを取られる分,自分の資金を増やす機会を損失しているということになるのだ。この著者の指摘は,本当に目からウロコものだった。確かに日本人には,お金の話をすることは,良くないというような慣習がある。つまり,利己的に自分の金を増やそうという発想は,強欲な態度であり,人間としてまっとうでないという考え方だ。しかし,実際に今の日本はどうだろう。そのようなことは口にしなくても,多くの人間が金のために生きているのではないだろうか。つまり,自ら「お金を増やす」という技術がないために,貯蓄に固執し,毎日お金のことばかり考えている人間が多くはないだろうか。著者が指摘するように,自分の資金を活かすためには,どのような方法があるのかを積極的に学び,そしてこの社会を少しでも良くしようとしている企業に投資しようという姿勢は,人間としての社会的責任を果たすためにも必要なことであると思われる。「株で儲けよう」などという下らない発想は捨てて,この社会を少しでも良くするために投資すること,それこそが「人間らしい生き方」と言えるのではないだろうか。この本を読んで,私は著者の根本にある発想に深く共感する。だから,この本のタイトルは「お金は銀行に預けるな」なのである。決して,「投資信託で儲けよう」ではないのである。


| お小遣い | 貯金 | 高額報酬アフィリエイト | 参考書 | ベビー・マタニティ用品 | 東大 | 内職 | | 脱毛症 | レンタルサーバ | 独自ドメイン | 大容量レンタルサーバ | ショッピングカート | ホームページ |



Contents

洋書
エレクトロニクス
キッチン
Music
Classical Music
DVD
Video
VHS
ソフトウェア
ゲーム
おもちゃ
ホビー
スポーツ
ヘルス
時計
アパレル&シューズ
bottom