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ゴールデンスランバー

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ゴールデンスランバー
価格:¥ 1,680(税込)
【私達の評価】
4.5点(5点満点)
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フィッシュストーリー
【私達のコメント】
01. 今ノッてる作家、伊坂幸太郎の超娯楽小説。さすがに圧倒的なセンスの良さを感じた。何気ない会話が伏線となったり、過去の情景が現在とクロスオーバーしたりと、構成は見事。思わず、うまい!と言いたくなる。ラストも秀逸で、全てがグットなエンディングではないが、読後感はさわやかである。しかし、何かが足りない。私が感じたのは、物語の主人公であり、首相暗殺の濡れ衣を着せられる青柳雅春が、ず〜っとかわいそうな点。読者は彼が無実なのは分かっており、それなのに追われ続ける展開に「なんで彼がこんな目に・・」と終始思い続けることになる。それが面白くもあるのだが、もう少し事件の首謀者に一泡吹かせるような場面があってもよかったのでは。しかし、純粋な娯楽小説として十分に楽しめる快作である。読書好きにはオススメしたい。ちょっと長いけど。

02. 2008年本屋大賞受賞作。
この人のはハズレがないなぁ。特に今回のは秀逸。読み始めたらもう、どうにも止らない状態。
平凡な青年が突然首相殺害の容疑者に仕立て上げられるという物語。
主人公の逃亡劇と学生時代の思い出とが交錯するのだけど、この学生時代のシーンがまた良い。
シーンも良いし、挿入の仕方も上手い。あちこちに張り巡らされた伏線もちゃんと効いていて、「おお!こんなところにこの人が来たか!」みたいなのが面白い。

それから、物語は仙台を舞台にしているのだけど、ストーリーの中で仙台市は町中に「セキュリティ・ポッド」なる監視システムが導入されていて、
市民は常に監視されている。数年前の無差別殺人鬼をきっかけに導入が決まったらしいのだけど、
「市民の安全のため」というお題目の元にいつの間にか自由が奪われているのがじんわり恐ろしい。

これは作者がイイタイもう一つのテーマだと思うんだけど、すごく重く、恐ろしい。
私たちの後ろにもすぐ迫っているような恐怖を感じる。

ちなみに「ゴールデンスランバー」っていうのはビートルズの最後のアルバム「アビイ・ロード」に入っている曲です。
本の中に何度も出てくるので、お持ちの方は是非曲をかけながらどうぞ。

03. 小説は普段読まないものの、
2008年本屋大賞受賞作ということで、
気分転換に読んでみました。

ストーリーは首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇で、
スピーディーで、先が読めないストーリー展開がかなり楽しめました!

また、小説の舞台が私の出身地である仙台で、
小説に出てくる場所をその場にいるかのように想像できたので、
自分が逃げているような臨場感も楽しめました。

04.  伊坂幸太郎氏の最新作だ。帯には「伊坂的娯楽小説突抜頂点」と明記されているが、たしかに彼自身の持ち味が十分に活かされた読み応えある作品だった。個人的にジョン・F・ケネディ暗殺事件には関心があったので、それをモチーフにした本作品の展開構成には最初から惹かれるものがあった。さまざまなシーン・会話が見事に繋がり、立派なオーケストラの演奏を味わっているような感覚に浸ることができるのは伊坂氏の筆力である。タイトルも印象的だった。

 首相暗殺の濡れ衣を着せられたある男と彼を偶発的に応援するかつての友人達らとの触れ合いに多くのことを考えさせられた。しかも500頁を超える大作であるため、読了するまでに意外と時間がかかった。一気に読み終えた読者もいるかもしれないが、私には大変だった。興味深い作風・内容であるとは思いつつも、途中で頓挫してしまうのではないかと幾度も危惧した。今こうしたレビューを書いているのは、きちんと最後まで読み終えたからである。当然のことではあるが、今回ばかりはそれが何より嬉しい。

 「第四部:事件」がとにかく長い。自分が「逃亡者」にでもなったスリリングな気分になるが、関心事は「最終的にはどうなるんだ?」という一点だ。十二分に読者を引っ張っておいて、「第五部:事件から三ヵ月後」のコンパクトな締めくくりがかえって心地よかったりする。最後にもらった「たいへんよくできました」というスタンプは一体どんな意味を持っているのか。このエンディングに私は安堵した。そして伊坂氏の人間らしさを何となく垣間見たように思うのである。伊坂的娯楽小説の貫徹ともいうべき本書のメッセージとは何か。本書を通じて作者は読者に何を感じ取ってほしかったのか。「娯楽=エンターテイメント」という単純な話ではないだろう。「現時点の集大成」というから、今度も彼の作品は進化を遂げてゆくということだろう。私なりに注目していきたい。


05. ありえないストーリーなんだけど手に汗握って一気に読みました
青柳が絶対にやってないことを読者は知ってるから
ただひとつ「彼が逃げのびること」だけを祈って・・・。

ひとつひとつのカットが映像を見ているかのように鮮やかに浮かぶ。
きっと映像化されるだろうなぁ

んー、でも傑作ではない。
ウィットに富んだ会話や物語の随所にちりばめられた伏線は
さすが伊坂幸太郎!
センスのいい作家なのは間違いない。
けど、今回のこの作品はあまりにも都合がよすぎて、荒い。
非現実的な設定にそれがさらに輪をかけている。

情報に惑わされずに、
大事なことや真実を自分で見極める眼を持つことの重要さ。
自分の含め、世間は情報を鵜呑みにしすぎなのかもしれない。
確かな目を持つことは自分自身を守ることにもつながるのかもしれません。


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