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不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)

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不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)
価格:¥ 756(税込)
【私達の評価】
4.0点(5点満点)
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はじめての課長の教科書
【私達のコメント】
01. もっといい職場のコミュニケーションの選択肢はないかと模索したくて購入、通読
通読してみると、現在の日本中の職場であふれていそうな状況「タコツボ」化が説明されていて、どのような不具合、デメリット(属人化、生産性の減少、モラルの低下)が起きる可能性があるかを説明してくれている。またそれらの状況を打破している企業の状況を具体的に説明してくれていて打破するために読者が行えること、企業として取り組むべきことを定義してくれている。「インフォーマルネットワークの大事さ」「感謝のフィードバックの価値」など改めて感じることができたと思う。
職場でのコミュニケーションが少しぎすぎすしていると感じている方は一読してみるといいと思います。原因を見つめなおして、何らかの手を打つためのとっかかりになるかもしれません。


02. 要点以下の通り
○自分の守備範囲の仕事をすることに汲汲として、職場での助け合いや共通目的意識が弱くなりタコツボのように自分の殻に閉じこもって仕事をする。これだと、鎧を着けて仕事をしてる感じになり職場がギスギスしてきます。
○職場でのコミュニケーション、仕事への想像力や協働、サービス向上の点から優良企業として紹介されたのがgoogle,サイバーエージェント、寄田歯科ですが、プロジェクトXを思い出しました。
○社員間の協力関係は築城三年落城一日はよくわかります。
○業績の1軸のみで人を評価すると「自分を認めてほしい」という皆が持つ欲求がほんの一部の人しか得られなくなり内発的モティヴェーションが起こりにくくなり、職場の雰囲気が悪くなる恐れがある。
○仲間を助ける、仲間に自分から協力する行為を皆が尊い、素晴らしいと思う風土を築くことが大切


03. ここに書かれている「不機嫌な」エピソードの数々に、ほとんどの読者が「うちの会社もあるある!」と思ったのではないかと思います。ベストセラーになってるのも、それだけ共感を呼べる内容だからかと。ただ、他の方も言っているように成功事例として取り上げる会社がIT企業に偏っているところには少し不満が残りました。実際、多忙なIT業界は、大量の業務を社員のノリややる気だけで乗り切っている部分も多く、本書で好意的に取り上げられていた、会社のフラットさや遊び心は、そういうテンションを保ち続けなければ立ち行かないという必然の結果でもあると思います。そうした情緒的なコミットメントを強く求められることが、働く人にとって本当に良いことなのどうかは、まだ留保する必要があるのでは、と思いました。

04. 「協力し合う組織」であげられている企業が、かつての日本企業のあった人と人との
つながりを大事にしている、人と人の結びつきを重視することの大切さを伝える主張
には賛同はできる。だが、各章に書かれていることは、「グーグル」など各社の事例
を除くと、書かれている内容に面白みを感じなかった。

前半は客観的に論文のような論調で、後半は改善の提案となっている。
第一章、第二章の問題提起が興味をそそられた。だが、それに対しての分析や解決策
を論じている第三章以降は物足りなさを感じた。
書籍のテーマが『不機嫌な職場』なので、現在の状況を客観的にリサーチして、どんな
取り組みがあるかを紹介してくれるだけでよかったのでは。


05.  経営者は、社員・職員のパフォーマンスをいかに高めるかということを常に念頭において経営している。が、一端悪い空気が流れ出すとそれを食い止めるだけの力を出すことは、非常に難しくなる。
 だから、日常の中で、どのような仕組みを作っていくか、取り組みを行えばよいか参考になることが多かった。

○目標・価値観の共有化・・・・共有化とは、全員が納得して「腹に落ちている」状態
○組織力は、「個人の力」と「個人間のつながり」のかけ算
○根源的な感情、つまり、「効力感」という感情(手応え)を与える
○効力感の基本中の基本は、まず、相手から応答があること
○認知が効力感をもたらすこと
○認知に対する飢えがあらゆる世代に蔓延している
○認知は現代社会において、かってないほど大きな効力感を人々に与える力を持っている

 上記のような言葉が引っかかってきたが、現在の日本社会が、いつの間にか競争社会になり、競争させることで、パフォーマンスを求めたための弊害をこの本を通して感じた。

 「感謝と認知」を伝えていくことが、いかに大切かが述べられているが、これは、行動分析学でいう評価をよい行動が見られたときに、適切に与えることである。
 
 なーんだ当たり前じゃないかと思うかもしれないが、「感謝の言葉」「相手を適切に評価する(認知)」が本当に大切だと感じる一冊になった。


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